アマゾン「1時間超速便」はここまで進化した

お急ぎ便、日時指定便の対象商品も急拡大へ

プライム・ナウは車やバイクで配送。商品は日配品からスマホ用品、ワインまで幅広くそろえている

コンビニやカフェ、小さな商店が立ち並ぶ、有楽町線・要町駅前の大通り。そこから5分ほど進み、住宅街のほうへ小道を一歩入ると、建物の前に「Amazon」のステッカーが貼られた軽自動車が数台並んでいる。ここがアマゾン・ジャパン“肝いり”のサービスを支える最新拠点だ。

ネット通販大手アマゾンが、ここ1年ほどで大幅に拡大してきた超速お届けサービス「Prime Now(プライム・ナウ)」。年間3900円でさまざまなサービスが受けられるプライム会員向けに、注文から1時間以内の配送(別途890円の配送料が必要)と、当日・翌日の2時間単位の時間指定配送(無料)という2本柱で提供しているサービスだ。日本では早朝6時から日付が変わった深夜1時までの配達に対応している。

スパークリングワインは最大150銘柄

プライム・ナウを利用するためには、届け先が対象エリアに入っている必要があるが、今回の新倉庫開業で東京都内のエリアが拡大。これまでカバーできていなかった中野区、豊島区、板橋区、北区、練馬区で利用できるようになり、サービス開始から1年で23区全区(一部地域を除く)に広がった。

倉庫に並んだアイスクリーム。もちろん、冷凍状態のまま届けられる

東京以外ではすでに神奈川、千葉、大阪、兵庫の各府県で展開しており、今後もプライム会員の数が多い都市部を中心に、新しく倉庫を配置し、エリアを広げていく方針だ。

取り扱う商品数も続々と増やしている。開始当初は一般的な消費財から始めたが、今では卵、牛乳といった日配品、アマゾン本家の通販でも人気の高いスマホ・パソコン周辺機器やベビー用品、ちょっとしたホームパーティに出せるような食料品、ワインなどもそろえている。クリスマスシーズンを前に、スパークリングワインはさまざまな価格帯のものを最大で150銘柄そろえる力の入れようだ。

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