東海道新幹線でしか見られない「絶景」とは?

富士山以外にも見所がたくさん!

空気の澄んだ冬なら、東海道新幹線の車窓からはこんなに美しい富士山が見える(筆者撮影)
冬が近づき、空気が澄んで車窓風景が美しい季節となりました。今回は連載「東海道新幹線の車窓はこんなに面白い」でお馴染みのフォトライター栗原景氏と、「鉄道会社に直撃インタビュー」を連載している女子鉄アナウンサー・久野知美さんのスペシャル対談をお届けします。東海道新幹線の車窓の魅力とは何なのか。いつも東海道新幹線への愛を語る栗原さん。鉄道ファンにも、そうでない人にも、新しい発見がたくさんある対談となりました。 

 

久野:栗原さんは、東海道新幹線への愛がすごいですよね。

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栗原:東海道新幹線は、日本一の絶景路線なんですよ!

久野:え、そうですか? 新幹線というと、ビジネスの路線というイメージが強いのですが。

栗原:僕も、昔はそう思っていました。でも、よく見るとすごく車窓風景が多彩なんです。富士山や浜名湖のような自然風景がきれいなのはもちろん、ほかにも面白い景色が山ほどあるじゃないかと。

久野:そんなにありますでしょうか? 県が変わって高層ビルが少なくなったなとか思うことはありますけど……。

左側の車窓からも富士山が見える?

栗原:まずは、自然風景。富士山がこれほどよく見える路線はあまりありませんよね。

久野:週末の晴れた日ですと、車掌さんが「富士山がよく見えて参りました」とアナウンスを入れてくれることがあります。私は東武鉄道さんや西武鉄道さんで自動アナウンスをやらせていただいているので、参考にしています。

栗原:新富士駅手前の、「吉原の富士山」ですね。あそこは、「演出」が劇的なんですよ。三島駅を出て、いったん茶畑が広がる丘陵地帯に入って富士山が見えなくなるんですが、しばらくすると愛鷹連山の陰からするするっと全貌を現します。まるで舞台の幕が開くようです。

久野:確かに、舞台っぽいですね。それは気付いていない方が多いかも。富士山がよく見えて、車掌さんの案内放送があると、皆さん一斉にスマホを取り出して、カシャッカシャッと撮影されますよね。あれ、ちょっと感動するんです。

栗原:そうそう、普段、車内でシャッター音がするとうるさく感じるんですが、あの瞬間は、不思議と嬉しくなります。

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