3Dプリンタが製造業を変える 著名コンサルタント、ジョセフ・パイン2世に聞く

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ただ、うかうかしていられません。アップルを追いかけるサムスンと同様、マイクロソフトはXbox360用のインターフェースとして、キネクトを出しました。キネクトは何も持たずにコントロールできますから、Wiiを超えたものです。

――任天堂はコピーキャット文化の企業ではない。ということは立ち止まらずに新しいものを常にイノベートしていく必要があるわけですね。

日本のある研究者の方からの情報ですが、例えばホログラフィックタッチというインターフェースがある。空気の中で指を動かすと、まるでホログラムに触れているかのような感触を味わえる。空気の圧力を制御して、実際に触れているような感触を感じさせることができるのです。こういったものをプレイステーション、Wiiなどが取り入れる可能性は、いつでもあるかと思います。新しい経験を提案する重要性は、これからのほうがずっと重要になるのです。

(撮影:今 祥雄)
 

山田 俊浩 東洋経済 記者

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やまだ としひろ / Toshihiro Yamada

早稲田大学政治経済学部政治学科卒。東洋経済新報社に入り1995年から記者。竹中プログラムに揺れる金融業界を担当したこともあるが、ほとんどの期間を『週刊東洋経済』の編集者、IT・ネットまわりの現場記者として過ごしてきた。2013年10月からニュース編集長。2014年7月から2018年11月まで東洋経済オンライン編集長。2019年1月から2020年9月まで週刊東洋経済編集長。2020年10月から会社四季報センター長。2000年に唯一の著書『孫正義の将来』(東洋経済新報社)を書いたことがある。早く次の作品を書きたい、と構想を練るもののまだ書けないまま。趣味はオーボエ(都民交響楽団所属)。

 

 

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