アサヒグループ、評価損371億円計上  中国出資企業で投資有価証券評価損

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 10月25日、アサヒグループホールディングス は、中国食品・流通大手である頂新ホールディングスについて、2016年12月期に投資有価証券評価損として371億円を特別損失に計上すると発表した。写真は都内で5月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] - アサヒグループホールディングス <2502.T>は25日、中国食品・流通大手である頂新ホールディングスについて、2016年12月期に投資有価証券評価損として371億円を特別損失に計上すると発表した。中国の景気減速に加え、為替も影響している。アサヒは、連結子会社を通じて、頂新HDに6.5%出資している。

16年12月期連結業績(日本基準)への影響については現在精査中のため、11月2日に予定している決算発表時に開示するとしている。同社は、持分法適用会社である康師傅飲品の保有株の一部を売却、特別利益148億円を計上すると発表している。これら保有資産の見直しを併せて、業績見通しを発表することになる。

 

(清水律子)

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