TOEIC900点でも日本人が「話せない」理由 ぶち当たる「壁」をどう乗り越えるべきか

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苦労の甲斐があり、3カ月間の授業が全て終わる頃には、本領を発揮。クラスではトップの成績で修了証を手にしました。先生の質問に繰り返し答えることを続けたことで、自然と壁を越えて、英語で話している自分に気付いたと言います。卒業後は、地元の法律事務所で働けることになりました。そこで堅実な仕事ぶりが上司にも気に入られ、帰国前には仕事のオファーをもらうこともできました。

以上の3例から、英会話の壁を突破する人の特徴をまとめてみましょう。

留学中は、その英語環境により英語力を伸ばしやすいのですが、それでも相当の時間と労力を要するのが実際のようです。その中でも、壁を突破できた人には次のような特徴が挙げられます

「壁」を突破するための6つの法則

①一定期間、完全な英語環境(留学がベスト)に身を置く
②授業(インプット)と会話(アウトプット)のバランスがいい
ネイティブと話す機会を自ら作っている
④その日習ったフレーズは、その日のうちに数回繰り返し使う習慣をつける
⑤マンツーマン式や直接教授法など、会話に特化したカリキュラムを選択する
目標を明確にしている

 

いかがでしょう。短期間でも完全な英語環境に身を置くことが、英語上達の早道です。一度しかない人生、思い切って留学に参加してみてはいかがでしょうか。

留学ソムリエの詳細はホームページ、またはフェイスブックをご覧ください。

 

大川 彰一 留学ソムリエ 代表取締役

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おおかわ しょういち / Shoichi Okawa

日本認定留学カウンセラー協会幹事、TAFE Queensland駐日代表。1970年京都市生まれ。セールス&マーケティングに約10年間携わり、カナダに渡航。帰国後、留学カウンセラーとして4年間で約1000名以上の留学やワーキングホリデーに関わる。その後、米国の教育系NPOのアジア統括ディレクターとして約6年間、グローバル人材育成に尽力。海外インターンシップを大学の単位認定科目としての導入に成功、東北復興プロジェクト、アジアの国際協力プログラム開発にも携わる。現在は「留学ソムリエ®︎」として国際教育事業コンサルティングや留学の情報を発信。留学ソムリエの詳細はHPFacebookから。著書に『オトナ留学のススメ』(辰巳出版)。

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