どうなる日経平均?カギ握るバーナンキ議長 22日に米国で注目材料、株式相場が大きく動く可能性も

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

20日の日経平均株価は前週末比222円69銭高の1万5360円81銭で引け、2営業日続伸した。

テクニカル面では過熱だが、業績見通しが株価下支え

実は、前週のこの欄で「1万5000円を超えてくれば反落を警戒」という趣旨の相場見通しを書いたが、実際は力強い基調が続いている。

反落警戒の理由として用いたのは26週移動平均線からの乖離率だ。

1987年4月に日経平均は同線との乖離率が約30%に拡大したことがあるが、先週の後半時点で、四半世紀ぶりにほぼその水準に達した。

テクニカル面から歴史的な過熱感となっていることに注目して警戒を強めたわけだが、業績面での下支えというファクターを軽視していたことが反省点である。

次ページ輸出企業の想定レートは、現行水準よりも保守的
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事