新型「ディスカバリー」は一体何が変わったか ランドローバーの主力車種をくまなく解剖

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ランドローバー ディスカバリーがフルモデルチェンジし5代目へと進化した。ワールドプレミアの舞台、パリモータショー2016(パリ・サロン)の会場から大谷達也がレポートする。

記録破りの1年になると宣言

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

イギリス王室御用達であることを示すロイヤルアームスがうやうやしく飾られたステージ上に登場したジャガー・ランドローバー最高経営責任者のラルフ・スペッツ博士は、まず、2016年が同社にとって記録破りの1年になると宣言。

そしてここパリで新型ディスカバリーがワールドプレミアを飾ると紹介したのち、スロヴァキアで新工場の建設が始まり、EVレースのフォーミュラEに今季より参戦し、ジャガー XFのワゴン版であるXF スポーツブレイクが2017年にデビューすることなどをアナウンスした。

そのなかでも最大のニュースといえば、ランドローバー ディスカバリーの発表だろう。その兄弟モデルというべきディスカバリー スポーツは2014年にデビューしているが、5人乗りのディスカバリー スポーツに対してディスカバリーは7人乗り。このため前者に比べてディカバリーは全高で約120mm、全幅で50mm、全長で380mmほど大きい。

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