新型「ディスカバリー」は一体何が変わったか ランドローバーの主力車種をくまなく解剖

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ぱっと見たところ2台のエクステリアデザインはよく似ているものの、新たにデビューしたディスカバリーはフラッシュサーフェイス化がより徹底されているようにも思える。このためもあり、cd値はSUVにも関わらず0.33と優秀。

また、ボディサイドから見たときに天地方向のラインが強く、アップライト気味のスタンスに見えた旧型に対し、新型は前後方向に流れるようなラインが強調されており、よりスピーディな印象を与える。

新型ランドローバー ディスカバリーは何が変わったか──パリモーターショー2016現地レポート【その1】

モデル名を聞かずともそのフォルムを見ただけで

いっぽうで、階段状のステップドルーフや強く傾斜したCピラーなど、ディスカバリーのDNAというべきデザインモチーフは新型にもしっかりと受け継がれており、モデル名を聞かずともそのフォルムを見ただけでディスカバリーと言い当てられるデザインに仕上がっている。

もちろんランドローバーらしくオフロードを含むすべての路面を力強く走破するオールテレイン性能を備えているほか、最新のジャガー各モデルに装備されているのと基本的に同じインフォテイメントシステムやコネクティビティも用意されるが、ディスカバリー本来の魅力として強調しておきたいのが、7人乗りシートがスイッチひとつで折りたためるだけでなく、リモコンによっても操作が可能になったこと。また、3列目シートも大人がゆったりと腰掛けられるサイズに仕上がっていることも特徴のひとつとして紹介された。

ジャガー・ランドローバーではこのほか、従来はディーゼル仕様のみだった新世代のインジニウム・エンジンにガソリン仕様が追加されることも発表されるなど、意欲的なプレゼンテーションとなった。

(文:大谷達也)

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