爆速ヤフー「1年目の自己採点は60点」 宮坂社長、川邊副社長を直撃

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――リーマンショック後に撤去した職場のウォーターサーバーを元に戻した。この措置は、社員の受けがよかったと聞いています。

宮坂 リーマンショックのときはサバイバルが日本全体のテーマでしたよね。だから撤去しました。経費を切り詰める必要があったので。

川邊 金額はたいしたことないのですが、ウォーターサーバーには象徴的な意味があります。もう一回、ヤフーを今までとは違う次元の成長に持っていく。そのためには、現場のみんなを大事にするんだ、というメッセージを打ち出すためにウォーターサーバーを元に戻しました。

ビックリするような新サービスを作る

――危機感の前提にあるのはスマートフォンの普及ですよね。

宮坂 1年ぐらい前までは「ヤフーのようなポータルはスマホ時代にも使われるのか」という点が論点だった。1年経ってわかったことは、いいサービスを提供すれば、ポータルだろうがポータルじゃなかろうが使われるということ。まずアクセスの90%以上を占めるトップ25サービスをよくしていく。ただ、一方で、これまではなかったスマホネイティブなサービスが生まれつつあるので、そういうものを村上(臣CMO)のところでやっています。

――しかし、まだ生まれていない。

宮坂 そう簡単ではないですよ。必要なのは、生まれるまで続けること。ガンホーのパズドラも10年掛かったと言っていますよね。

※ インタビューと特集の詳細は週刊東洋経済5月11日号(5月7日発売)をご覧ください。

(撮影:今井 康一)

週刊東洋経済編集部
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