「ポケGOプラス」で加速する錬金術の仕組み

「タマゴの9連ガチャ」が日本中で回される!?

まず、ひとつは「ポケモンを引き寄せる消費型アイテム」です。「おこう」「ルアーモジュール」がそれに当たります。前者は自分のみに適用される効果となりますが、後者は周りにいるプレーヤー全員がその恩恵にあずかることができることから店舗の集客などにも使われ、話題を呼んでいました。

次の課金要素は「機能拡張課金」です。「バッグアップグレード」と「ポケモンボックスアップグレード」、この2つの課金は、ゲームを「気持ちよく」「効率的に」プレーするための課金です。アイテムの保持数上限やポケモンの保持数上限を拡張する課金ですが、こちらもハマるほどプレーしないかぎりは必要ありませんし、一度課金すればずっと効果があるものなので、ハマったからといって1万円も課金するものではありません。

そして「しあわせタマゴ」。こちらは一般的にはブースト課金、バフ課金と呼ばれるものです。簡単に言うと経験値入手が倍になる消費型のアイテムで、30分間効果が持続します。ただし、あまりお得感がないことから、日常的に使うプレーヤーは限られます。

「課金する気はあるのか」と疑問が湧く内容

おっと忘れてました、「モンスターボール」も課金で購入できます。ただし、ご存じのとおり「ポケモンGO」には上位の性能を持った2つのボール「スーパーボール」と「ハイパーボール」が存在し、それらを使うとポケモンがより捕まえやすくなることから、一番下のボールである「モンスターボール」を買う意味は序盤を除きあまり存在しません。この上位2つのボールやモンスターを捕まえやすくする「ズリのみ」は購入することができないうえ、比較的容易にゲームプレーで入手できます。

正直、「課金する気はあるのか」とつい言ってしまう人がいるのもわかる気がします。課金をすればすぐに強いポケモンを入手できるわけでもなく、強いポケモンが手に入るガチャも見当たらない仕組みなわけですから。

そして、最後にご紹介するのが「ふかそうち」です。

「ふかそうち」にタマゴをいれ、一定距離を歩くとポケモンが生まれる

これが今回の「ポケモンGOプラス」で目を覚ます、課金の目玉となる仕組みです。プレーヤーはポケストップで入手した「タマゴ」を「ふかそうち」に入れて一定の距離を歩くと、「タマゴ」の中からポケモンが出てくるというのが「ふかそうち」の仕組みです。

「ふかそうち」は同時に最大9個利用が可能です。ただし、無料で何度でも使える「∞ふかそうち」以外はプレーヤーは1つ150ポケコインで購入することとなります。さらに3回使うと壊れます。つまり、「ふかそうち」は継続的に課金できる仕組みなわけです。

たとえば、課金の「ふかそうち」を8個購入すると、1200ポケコイン。100ポケコインは120円で、まとめ買いすれば安くなり約81円相当ですから、1000円弱で計24回「タマゴ」をかえすことが可能だったわけです。

タマゴは9個以上増やせないため、新しいタマゴを入手するにはひとつのタマゴを孵化するしかなく「ふかそうち」は“機会損失”を嫌うプレーヤーにとってもっともやりがいのある課金要素でした。

ただし、ある問題がありました。

次ページ「ふかそうち」の問題とは?
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