ソフトバンクの大型買収、エリクソンにも利点 ハンスCEOを直撃、日本市場への取り組み方
――エリクソンのように高シェアでも利益を生み出しづらい業界ですが、どのような原因がありますか?
実際、利益は拡大しているが、毎年50億㌦もの研究開発投資をしているため、大きく増えない。ここ数年は投資額を積み増してきたので、長期的に開発投資の効果は必ず出てくると考えている。
いかに快適なサービスを提供できるかがカギ
――LTEの次の技術である「LTEアドバンスト」の時代に向け、エリクソンはどう対応していきますか?
LTEアドバンストに移っても、業界トップを維持していく。データ量の増加にどう対応していくかが課題だが、技術的に異なる周波数とのバランスをどうとるか、といった点が焦点になる。携帯電話会社としても、保有する周波数を活用し、いかにユーザーに快適なサービスを提供できるか、というところが重要になるだろう。
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