ソフトバンクの大型買収、エリクソンにも利点 ハンスCEOを直撃、日本市場への取り組み方

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

――エリクソンのように高シェアでも利益を生み出しづらい業界ですが、どのような原因がありますか?

実際、利益は拡大しているが、毎年50億㌦もの研究開発投資をしているため、大きく増えない。ここ数年は投資額を積み増してきたので、長期的に開発投資の効果は必ず出てくると考えている。

いかに快適なサービスを提供できるかがカギ

――LTEの次の技術である「LTEアドバンスト」の時代に向け、エリクソンはどう対応していきますか?

LTEアドバンストに移っても、業界トップを維持していく。データ量の増加にどう対応していくかが課題だが、技術的に異なる周波数とのバランスをどうとるか、といった点が焦点になる。携帯電話会社としても、保有する周波数を活用し、いかにユーザーに快適なサービスを提供できるか、というところが重要になるだろう。

田邉 佳介 東洋経済 記者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

たなべ けいすけ / Keisuke Tanabe

2007年入社。流通業界や株式投資雑誌の編集部、モバイル、ネット、メディア、観光・ホテル、食品担当を経て、現在は物流や音楽業界を取材。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事