マクドナルド、「消えたメニュー」復活か?

カウンター置きっぱなしOKは約200店

「こちらにお並びください」――。クルーの叫び声が人波に消えていく。

3月のとある日、JR新宿駅中央東口を出たところにあるマクドナルド新宿中央通り店(東京・新宿区)。道路に面した狭い入り口にはレジが2台しかないが、複数階にまたがるフロアに全181席を擁する大型店だ。

常置しないはずのカウンターメニューがそこに

マクドナルドにとって11時30分から14時前のランチタイムは、1日で最も売り上げを稼ぐ時間帯。平日にもかかわらず、新宿中央通り店の入り口はごった返している。人波の整理をしようとカウンターの外に出たアルバイトの声も、かき消されてなかなか聞こえない。

レジに並ぶと、普段はカウンターの下にしまってあるはずのメニューが、カウンター上に置きっぱなしになっている。店員に訪ねると「お客さまの要望が大きくて」と気まずそうな回答が戻ってきた。

この新宿の店だけではない。公式には“撤去した”はずのカウンターメニューを、置きっぱなしにするマクドナルドの店舗が、実は少なからず存在している。

昨年10月のメニュー撤去で“憶測”も

マクドナルドの各店舗では、昨年10月1日からいっせいにレジカウンターの前にあるメニューを撤去した。

次ページメニュー撤去はネットでも話題に
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナ後を生き抜く
  • 岐路に立つ日本の財政
  • 日本人が知らない古典の読み方
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
菅新政権が誕生しても<br>「安倍時代」は終わらない

牧原出氏執筆の連載「フォーカス政治」。9月16日に菅新首相が誕生しましたが、施策の基本線は「安倍政権の継承」。惜しまれるように退任し、党内無比の外交経験を持つ安倍前首相は、なお政界に隠然たる影響力を保持しうるとみます。その条件とは。

東洋経済education×ICT