洋上風力は陸上よりも安定した風が吹き、騒音問題も起こりづらいといったメリットがあり、欧州で発電が盛んに進む一方、日本では導入が本格化していない。政府は洋上風力の導入を促進する方針を掲げるが、日本の海は欧州と比べて浅瀬が少なく、海底に基礎を固定する着床式の洋上風力を導入できるエリアが限られている。
そこで、国交省は7月、電力系統に接続しやすい港湾区域内での洋上風力の設置をより円滑に実施できるように港湾法を改正。すでに北九州の港湾区域内で洋上風力発電の導入計画が進んでおり、今後は国内で需要が拡大する可能性がある。五洋建設が船舶建造に踏み切ったのも、こうした背景があるからだ。
一方、マリコン3位の東洋建設も、40億円超を投資して大型自航式多目的船「オーガスト エクスプローラー」を建造している。新しい大型船の導入は2001年以来となる15年ぶりで、来年度から本格稼働する見込みだ。
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