『四季報』春号発売!日本株、一段の復活も 来14年3月期予想は、全体で28.7%の大幅営業増益

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日経平均は14日、終値ベースで新高値を更新

上場会社の7割を占める3月決算企業の期末まであと2週間。はたして着地点はどうなるのでしょうか。

『会社四季報』2013年春号が3月15日に発売となりました。2月半ばに出そろった第3四半期決算を踏まえて、東洋経済新報社が予想したところ、今2013年3月期の営業利益は東日本大震災やタイ洪水被害の影響が消えるにもかかわらず、わずか3.1%の小幅増益にとどまることがわかりました。前12年3月期に18.5%と大幅営業減益だった後の戻りとしては、「ネガティブサプライズ」と言っていいでしょう。

実は、13年3月期の期初段階では、20.0%の営業増益と強気予想でした(12年夏号、6月発売)。しかし、秋号(9月発売)16.2%増、新春号(12月発売)5.8%増と号を追うごとに増益率は下方修正を続けてきました。長引く欧州債務危機や、日中関係の悪化が、想像以上に企業業績の重しとなったもようです。

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