すてきナイスグループの脱常識力 30歳で持てる一戸建て住宅!
2013年2月10日、11日に東京ビッグサイトである展示会が開かれた。住宅の耐震化をキーワードとした「住まいの耐震博覧会」である。2日間の来場者数は5万5000人。2012年の3万5000人から一気に2万人も来場者が増えた。業界関係者が「これは事件だ!」と洩らすほどの活況を呈した。
「これは事件だ!」耐震性住宅へ高まる関心
5万5000人のうち住宅業界関係者は1万5000人ほどで、4万人は住宅の新築を検討中、もしくは建築中のエンドユーザーだった。東日本大震災によって家づくりに対する価値観は大きく変わり、地震対策への関心は高まっている。
この展示会を主催したのは、横浜市鶴見区に本社を構えるすてきナイスグループだ。創業は1950年。市売木材株式会社として、木材市場の運営を開始したのがこの会社のルーツである。
その後、建材や住宅設備機器・住宅用部材へと取り扱い品目を拡大。日本の住宅市場の拡大と共に業容を拡大し、日本有数の総合住宅資材商社としての地位を築いた。
1971年に日栄住宅資材株式会社へと社名変更し、マンション分譲や一戸建住宅分譲事業へも進出。2000年に社名をナイス株式会社へ変更した後、2007年には持株会社体制へと移行。住宅資材事業と不動産事業を2つの柱とするすてきナイスグループへと進化をとげている。
連結売上高は約2400億円(2011年3月期)。グループ全体の従業員数は約1800名。セグメント別売上高を見ると、住宅資材及び木材市場が約68%、マンション・一戸建住宅を扱う住宅事業が約28%を占めている。
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