体操種目別床は本命の白井4位、内村5位 マックス・ウィットロック(英国)が金
[リオデジャネイロ 14日 ロイター] - リオデジャネイロ五輪は14日、体操の種目別決勝を行い、男子床運動では白井健三が15.366点の4位に終わり、メダル獲得はならなかった。
世界選手権を2回制覇している白井は金メダルの本命とみられていたが、自身の名がついた「シライ2(前方伸身宙返り3回ひねり)」などで着地が乱れ、得点が伸びなかった。
白井は「自分の演技ができずに悔しい」とコメント。「団体金から気持ちの持続が難しかったですし、床ひとつという演技のタイミングも難しかったので、新しい課題に向けて、そして東京に向けて、いい目標ができたのは良かったと思います」と語った。
負傷した腰の状態が懸念された個人総合金メダルの内村航平は15.241点で5位。「一瞬、(欠場が)頭をよぎりましたけど、自分で権利を勝ち取って、五輪の舞台でそういったことをしていいのかと思って、出られるんだったら、自分で勝ち取ったものなので出たほうがいいだろうと思って、腰が壊れても出てやろうという気でいました」と振り返った。
マックス・ウィットロック(英国)が金。地元ブラジルのジエゴ・イポリト、アルトゥール・オヤカワ・マリアーノがそれぞれ銀、銅メダルを獲得した。ウィットロックはあん馬でも金メダル。
女子種目別の跳馬ではシモーン・バイルス(米国)、段違い平行棒ではアリーヤ・ムスタフィナ(ロシア)が金。日本勢は出場していなかった。
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