自衛隊に常時迎撃命令、北のミサイルに備え

予兆を察知しにくくなっているため

 8月8日、政府は、日本に飛来する北朝鮮の弾道ミサイルをいつでも迎撃できるよう、自衛隊に破壊措置命令を出した。北朝鮮の国旗、北京で2月撮影(2016年 ロイター/Jason Lee)

[東京 8日 ロイター] - 政府は8日、日本に飛来する北朝鮮の弾道ミサイルをいつでも迎撃できるよう、自衛隊に破壊措置命令を出した。政府関係者が明らかにした。これまでは発射の兆候をつかんでから命令していたが、北朝鮮が移動式の発射台を使うなど予兆を察知しにくくなっていることから、常時発出しておく方式に改めた。

命令を受け、自衛隊は迎撃ミサイルを積んだイージス艦を海上に展開、東京・市ヶ谷の防衛省敷地内など地上にもミサイルを配備して不測の事態に備える。

ただ、常時警戒に当たる人員やイージス艦に限りがあることから、展開方法を常に見直しながら配備を進める。

北朝鮮が8月3日に発射し、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下した弾道ミサイルに対し、日本政府は事前に兆候を察知できずに破壊措置命令を出せなかった。

 

(久保信博)

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