きちり、GABAライス使ったおにぎり展開

タニタ食堂に続く提携、収益化には課題も

女性に人気のある居酒屋「きちり」を直営展開するきちりは2月8日、大手精米機メーカーのサタケ(本店・広島県東広島市)との業務提携を発表した。サタケが開発した健康米「GABAライス」を使ったおにぎり専門店を出店する(画像は店内のイメージ)。

きちりは春頃に、サタケ東京本社(秋葉原)内に「おむすびのGABA」をオープン。広さは25坪程度で客単価は500円前後を見込む。鮭や梅干しといった定番おにぎり14種類を中心に季節限定商品を販売する。価格は1個130円~230円程度と同業他社を意識して設定する。

精米過程で失われるGABAを白米に移行

GABAライスを使うことで健康に役立つことをアピールし、他のおにぎり専門店との差別化を図る。コメはサタケ本社がある広島県産米を使う。店舗ではGABAライスそのものを直接購入することも可能となる。

サタケは大型精米機では国内シェアの7割を握っている。GABAはアミノ酸の一種で、血圧降下、精神安定などの作用があると注目されているという。玄米にはGABAが多く含まれているが、多くは精米の過程で失われてしまう。

そこでサタケは玄米を白米に精米する工程で、胚芽部内のグルタミン酸からGABAを生成し、白米のなかにGABAを移行させる精米技術を09年に開発。12年2月からは自社で精米した「GABAライス」をインターネット上で販売をしてきた。

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