米国では銀貨が過去最高の売れ行き

急騰後、調整中の銀価格はどうなるか

1月29日に米国造幣局は、2013年版アメリカン・イーグル銀貨の単月販売量が7.1百万トロイオンス(約221トン)に達し、11年1月に記録した、単月ベースの最多販売数量6.4百万トロイオンスを上回ったことを発表した。

なぜイーグル銀貨は過去最高の売れ行きなのか

左のグラフをご覧いただきたい。08年9月のリーマンショック以降、米国におけるアメリカン・イーグル銀貨の販売量は、飛躍的に伸びている。10年から12年までの3年間は年間の販売数量が1000トンを超え、銀価格上昇の要因として、ETFとともに存在感を示している。その主たる背景として挙げられるのは、自国通貨ドルに対する信認低下である。だが、それだけでは銀貨にこれほどまでに、人気が集まることの理由にはならない。

このコラムでは、米国における銀の位置づけに焦点を当てることで、銀市場の先行きを考えてみたい。

実は、米国には、銀価格を押し上げてきた歴史があるのだ。

次ページ銀の歴史をひもといてみよう
人気記事
トピックボードAD
  • 30歳とお金のリアル
  • 北朝鮮ニュース
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 360°カメラで巡る東京23区の名建築
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
転機のLCC ピーチが仕掛けるアジア大競争

日本初のLCC(格安航空会社)、ピーチ。国際線は台湾・韓国への短距離路線が中心だったが、中距離路線に参戦。東南アジア全域を狙う。拠点・関空は台風で混乱。新戦国時代に突入。