山手線「女性が快適な駅トイレ」ランキング パウダーコーナーや洋式設置率を独自調査!
山手線で洋式トイレが充実している駅は、1位が東京で102基。「【各駅の乗車人数】÷【洋式便器の数】」を算出した「洋式便器指数」では、1位が東京で2位は上野となった。逆に指数で圧倒的にランクが低いのは原宿。若い女性の利用がかなり多いイメージの駅にもかかわらず、洋式トイレはまったく充実していないことに驚く。
このほか、女性ならではの用途といえば、メイク直し。多くのトイレには「パウダーコーナー」という、メイク直し専用のスペースが設けられている。
調査の結果、パウダーコーナーが一番充実している山手線の駅はやはり東京で、全13カ所中11カ所に備えられていた。また、各トイレにパウダーコーナーが併設されているかどうかの「パウダーコーナー率」を算出したところ、29駅中18駅が100%。0%は原宿と目白、新大久保の3駅だった。
個別に見てみると、品川のエキュートにあるトイレは、洗面台の鏡だけで10枚。パウダーコーナー専用の鏡が14枚も備え付けられていた。文句ナシでここが山手線でもっともパウダーコーナーに力を入れたトイレといえるだろう。
新大久保以外ではオムツ替え可能
そして、女性用トイレで見逃せないのが「乳幼児と利用しやすい」という点だ。男性の育児参加が進んでいるとはいえ、やはり男性よりも需要が高いのは否定できない。
そこで、オムツ替えができるシートがあるトイレの数をチェックしてみた。併設されているのは29駅中10駅で、もっとも数が多いのは東京で6カ所。また、車いすを利用している人でも利用できるスペースが確保された「多機能トイレ」の設置状況も調査した。多機能トイレはオムツシートも必ず常備されているが、こちらは29駅中26駅に設置されていた。女性用トイレ、多機能トイレを合わせると、オムツ替えシートのない駅は新大久保1駅という結果となった。
用を足す際に腰が据わっている乳児を一時的に座らせておく「ベビーチェア」指数を「【各駅の乗車人数】÷【ベビーチェアの数】」で算出したところ、1位御徒町で2位東京、3位田端となった。
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