京阪京津線800系、経験者だけが知る「運転のコツ」 急勾配・急曲線の山道、道路上で自動車と並走

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京阪800系 京津線 併用軌道区間
京阪電気鉄道京津線・上栄町―びわ湖浜大津間の併用軌道を走る京阪800系(記者撮影)

京阪電気鉄道の京津線は京都市山科区の御陵(みささぎ)駅と滋賀県大津市のびわ湖浜大津駅を結ぶ7.5kmの短い路線だ。

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地下鉄東西線に直通する

京都市営地下鉄東西線に直通する。東西線は、右京区の太秦天神川と宇治市の六地蔵間の17.5kmの路線。東西線は西端の太秦天神川で京福電気鉄道嵐山本線、烏丸御池で地下鉄烏丸線、三条京阪で京阪本線と乗り換えができる。六地蔵にはJR奈良線の駅のほか、山科川を渡った先に京阪宇治線の駅がある。

太秦天神川からは六地蔵行きと、途中の御陵から京津線に入るびわ湖浜大津行きがある。

この太秦天神川―びわ湖浜大津間を約34分で走り抜ける京阪の車両が「800系」だ。4両編成で、京阪のなかで唯一の他事業者線へ乗り入れる車両でもある。

【写真】車体カラーが「パステルブルー」「灰白」「刈安」の3色だったころの800系。行き先も「京都市役所前」「浜大津」。そして現在も路面電車、山岳鉄道、地下鉄を走り抜ける。その途中には普通の電車ではありえない急勾配・急曲線が連続。
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