札幌出張者も高評価!新千歳空港鉄道の実力

速さと本数の多さで人気だが指定席に課題も

新千歳空港と札幌・小樽を結ぶJR北海道の「快速エアポート」(撮影:梅谷 秀司)

国内の空港アクセスにおいて、鉄道が直接空港ターミナルに乗り入れているのは、羽田、成田、伊丹、関西、神戸、中部(セントレア)、新千歳、仙台、宮崎、沖縄の各空港である。羽田空港、伊丹空港、福岡空港など利用者数が多く、都心までの距離がそれほど離れていない空港アクセス鉄道は本数も多くて便利だが、それ以外の空港では使いやすさに明暗が分かれる。その中で利用者の評価が高いのが新千歳空港と札幌駅を結ぶ「快速エアポート」だ。

現在の新千歳空港ターミナルビルは1992年にオープン。ターミナルの開業と共にJR北海道は千歳線の南千歳駅(旧千歳空港駅)から新たに線路を延ばす形でターミナル直結の新千歳空港駅が開業した。旧千歳空港時代は、現在の南千歳駅から数百メートルの連絡デッキを通ってターミナルと駅を結んでいたのを記憶している人もきっといるだろう。

わかりやすさと速さで人気

新千歳空港と札幌市内までは46.6キロ離れているが、ターミナルに直結の新千歳空港駅と札幌駅を結ぶ快速エアポートは片道1070円で、新千歳空港―札幌間を朝・夜の一部時間帯を除き37分で結んでいる。

日中時間帯はすべて15分間隔(毎時4本)で統一されており、新千歳空港駅発は毎時00、15、30、45分発、札幌駅発は05、20、35、50分発という利用者にとってわかりやすいダイヤになっていることで、札幌市内へ向かう人の多くが鉄道を利用している。最大でも15分の空き時間のため、ほとんど待たずに乗れると言ってもいいだろう。

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