人生の主導権を取り返すためにも、断ることからはじめてみましょう。
しかし、断るといっても、100%拒絶するというわけではありません。今度、義理のご両親がお金の無心に来たらこう聞いてみてください。
「年金をもらってらっしゃるのに貯金がないというのが不思議です。一体何に使っていらっしゃるのでしょうか」とまずは自分の疑問を聞くこと。
次には、
「私たちもまだ子どもが小さく、将来のために貯金をしたいと思っています」と、自分たちにもお金が必要なことを伝えてみてください。
そして、最後に、
「もしよろしければ、月々の家計簿と収支を見せてください。そして、やりくりで何か改善できるところがないか一緒に考えませんか?」
と提案し、収支を見せてくださるのならお金をお貸ししますと「条件」を付けてください。
もちろん収支を開示してくれたら、一緒に改善する努力をしましょう。
誰かに収支を見せるぐらいなら
しかしながら、そもそも、明日生きる死ぬのためのおカネの無心ではないのです。誰かに収支を見せるぐらいなら、借りないほうがマシだと考えます。すると、おそらくぴたりとおカネの無心はやむかと思います。そのため、この条件を満たすまでは貸さないという姿勢を断固として貫きましょう。
ここで誰がそれを伝えるかという話ですが、できるなら旦那さんにその役目を引き受けてほしいですよね。ですが、残念ながら旦那さんは今、
死に体
です。歩く屍のようなものです。
考えてもみてください。親が定期的におカネの無心にきて、そして妻が不機嫌になる。
なぜ自分の親はそんなことをするのか?
そして、なんで自分は親を支えるだけの財力がないのか?
自身に非はないにもかかわらず、そんな無力感にさいなまれているかもしれません。
そもそも親を支えられるだけの収入がある30代~40代の方なんてほとんどいないと思うのですが、会社でもつめられてるのに家庭でもつめられてるなんて……。私だったら、もうすべての感情をシャットダウンして貝になりたい。
なので、切り込みにいくのはあなたしかいません。
もちろん断り方や断る方法は、ちゃんと前もって旦那さんと相談してくださいね。
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