ユーロ敗退のイングランドに非難が殺到

EU離脱にかけたジョークも

 6月27日、サッカー欧州選手権から早くも姿を消したイングランド代表に、国中のメディアや往年の代表メンバーが容赦ない非難を浴びせた。写真はアイスランドが2点目のゴールを決める様子(2016年 ロイター)

[ロンドン 27日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ2016)の決勝トーナメント1回戦が27日行われ、イングランドがアイスランドに1─2で敗れる番狂わせがあった。早くも大会から姿を消したイングランド代表に、国中のメディアや往年の代表メンバーが容赦ない非難を浴びせた。

「いなくなって清々したよ」と大衆紙デーリー・メールは突き放し、同デーリー・エクスプレスは「わけがわからない」と一言。いつもは抑えた調子の高級紙デーリー・テレグラフも「イングランド最大の屈辱」と断じた。

元イングランド代表FWのゲーリー・リネカー氏は「われわれの歴史上最悪の敗北。イングランドはプロサッカー選手より火山が多い国に負けた」とツイートした。

ここまでひどい結果は1950年のワールドカップで米国に敗れて以来だと語るファンや、1954年のハンガリー戦以来だと振り返る人もいる。

英国はわずか1週間のうちに、国民投票で欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を決め、さらにユーロ2016からも敗退。その結果、英国の首相とイングランド代表監督が一挙にその座を追われることになった。この事態を皮肉るブラックジョークは、瞬く間にソーシャルメディアを席巻した。

ツイッターで話題になったトピックでは、「ブレグジット2」が首位に躍り出た。あるユーザーは「イングランドをユーロから叩き出したのがEUに加盟すらしていない国とは、できすぎた皮肉。だからこそ平気でブレグジットの実行ボタンを押したのだ」と書き込んだ。

国民投票のやり直しを求める署名活動にひっかけて、試合のやり直しを求める署名に関するジョークも。辞任表明したキャメロン首相の後任をホジソン監督が引き受けるべきだとし、「欧州から撤退する国を率いるのにうってつけの人物」などと茶化す声もあった。

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