「優秀なのに出世しない人」の不幸グセ4選 考え方を変えないと周りは認めてくれない

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もし、部下やあなた自身がこのような不幸ぐせのパターンをもつ人は、どのような考え方や行動をしていくと良いのでしょうか。タイプ別にまとめてみます。

①完璧主義タイプ

白黒どちらかにすぐに結論が出ないと気が済まず、自分なりの価値観を強く持っていて、そのとおりに相手や状況が動かないとイライラするという特徴を持っています。

こういう人は相手に変化を求める気持ちが強くなっていますが、何か不満があったときにそういうものだと考えられればストレスは減っていきます。そして時期を待つ。相手のために自分を変えるのではなく自分のために……と考えることがポイントです。

指示されたこと以外はしない「依存性タイプ」

②依存性タイプ

このタイプは周囲が指示してくれる、こちらからアプローチしなくてものごとが進んでいくだろうと思っているので、言われたこと以上のことをしません。

たとえばこのタイプに「計画を立ててください」とお願いした人は、その先を推測して計画は進んでいるだろうと期待しているのですが、何日かたって進捗状況を聞くと「課長から昨年の資料をいただいていないのでできていません」と平気な顔で答えます。

つまり指示されたこと以外はしないので、そのことにがっくりきた上司や同僚はその人の能力以上の仕事を依頼しなくなります。結局ルーチンワーク以外はなくなるので、自分からまいた種でありながら「この仕事にはやりがいがない!」と言って依存タイプは辞めていくのです。

“夢見る夢子ちゃん”にならないようにするには、「自分に何ができるのか?」「どういうふうに仕事や活動をすると周りは助かるのか?」を想定する思考・行動パターンに変えていけるかどうかがポイントです。

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