深刻な相談には思ったことをハッキリ言おう 離婚を迫る夫に苦しむ親友を救うには?

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さて緑様、ご友人の夫がどんなに仕事で有能であろうとも、知らない土地で孤軍奮闘中の妻が、子どもの進路に関する相談さえできない夫婦関係は、もはや破たんしています。もっとも考えようによってはまだ子どもさんは6歳で、相談も何も伸び伸びと遊ばせて、小学校へ入学させれば良いだけの話です。しかし妻が知らない土地で、ただ一人頼みとする夫と、何も話し合えず孤独を感じておられる環境自体が問題なのです。

あなたが1年ぶりに会ったさとるくんが、見違えるほど表情も暗く、暴力的な言動で、テンションも異様に高かったのも、養育者であるその母親の精神状態と無関係ではないと、私も感じました。

「お受験」にさまざまな要件で不合格になるのは仕方がありませんが、受験する前に母親が、「子どもが付いていけなかったから、辛く当たってしまった」こと自体が、異常です。余程さとるくんが望まない勉強をさせて、良い成績でなかったことに辛く当たっています。ほとんど母親の無謀な独り芝居に見えますし、たかだか6歳前で「挫折」という烙印を子どもに押しているのが気になります。

しかもその後のケアも、さとるくんをプロという他人にたらい回しすることで、さとるくんにとって一番の安全基地であるべき母親の役目を放棄しています。さとるくんも心配でこの父親も問題ですが、一番心配な状態なのは、あなたの親友ですね。

友人を助けよ~渦中の当事者に、冷静な判断はできない

あなたは彼女が離婚したとしても、自分がどれだけ力になれるか分からないからと、そして大切な友人だからこそ軽はずみな口出しはできないと、考えておられます。さらには親友といえど、他人の家庭に口出しするのは慎重であるべきだとも、言っておられますね。

パンプキンならどうするかというお問い合わせには、私ならそうは考えないとお答えします。渦中にある当事者は、冷静な判断ができないものです。卵を割らないとオムレツは作れないのに、卵を割らずにオムレツを作る方法ばかりを考えているような状態です。

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