京都鉄道博物館は食べて遊べるテーマパーク 29日開館!体験型展示やオリジナル土産など

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発券したきっぷを自動改札に通すと、SL義経号のイラストがプリントされる。子供用のきっぷは通すと実機と同様に「ピヨピヨ」と音が鳴る

2階には他にもマルスを使って実際にチケットを発券できたり、側面が透明な自動改札機にきっぷを入れて通れたりする体験型展示がある。

なんとこのきっぷ、改札機に通すとSL義経号がプリントされる仕掛けでビックリ。ぜひ記念に持って帰りたい。ちなみに上の電光表示板は実際の時刻表と同じものを表示している。しかし遅延などには連動していないそうだ。

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子どもがプラレールで遊べる「キッズパーク」。横の自動販売機は子供の手が届く高さになっている

2階は子供達が一番長く滞在しそうなフロアのためか、キッズパークというプラレールで遊べるコーナーがある。窓の外を通過する本物の新幹線を見ながら遊べるという贅沢な空間だ。そのすぐ横にある休憩コーナーに置かれている自動販売機は子供でも手が届く高さになっている。

レストランは一面ガラス張りの鉄道ビュー。五重塔の目の前を走る新幹線や、京都タワーの手前を走る在来線などを見ながら食べることができる。「梅小路扇形車庫カレー」や「ドクターイエローオムライス」など、ネーミングを聞くだけでワクワクしてくるメニューもある。

3階はスカイテラスがお勧め!

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スカイテラスからは左側に京都タワーが見え、新幹線・在来線と共に写真が撮影できる。囲いはガラス張りで、子供の目の高さに動輪のすかし模様が入っている

3階は、なんといってもスカイテラスがお勧め。トップの写真もそうだが、左側には京都タワーも見え、新幹線・在来線と共に写真が撮れるスポットだ。晴れた日はここでお弁当を食べるのも良い。

こちらからも見える扇形車庫とSLひろばは2階の連絡デッキから行ける。SL第二検修庫では修理されているSLが見られるので、ぜひ、のぞいてほしい。

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ミュージアムショップの商品は、グッズはもちろんお菓子類も凝ったものが多い

出口付近にはミュージアムショップがある。売られている商品の8割が京都鉄道博物館オリジナルのもので、この日はまだ販売していなかったが、購買欲をそそる商品ばかりが並んでいた。

ちなみにミュージアムショップヘは入場券を買わなくても入れるそうだ。コレクター気質のある私は、かなりの大人買いに走る予感がする。

京都鉄道博物館は他の鉄道博物館と比べても全体に体験型の展示が多く、最近の子供達のお仕事体験テーマパークの人気などが反映されている気がした。何回か通わないと、おそらく全部は体験できないだろう。もし館内が混んでいたら、梅小路公園の市電ひろばの市電カフェの車内でお茶をするのもいいし、スカイテラスで通り過ぎる新幹線を見ているだけでも楽しいと思う。

誰よりも私が、オープンが待ち遠しい!

 

 

YASCORN(やすこーん) 漫画家

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2008年から乗り鉄、撮り鉄、メシ鉄。東京都在住。小学館の児童誌でデビュー以来、子どもから大人までファン層は広い。キャラクターデザイン、シナリオ制作、ワークショップ、音楽など多彩に活動。単行本は『おんな鉄道ひとり旅』1巻(小学館・「プチコミック」増刊号で連載中)、初の鉄道ミステリー小説『のぞみ、出発進行!!』(小学館ジュニア文庫)、『メシ鉄!!!』1~3巻(集英社・電子書籍のみ)、『GOGO♪たまごっち!』シリーズなど。「0泊3食おひとりさま電車旅」(横浜ウォーカーWEB・コミックエッセイ)、「鉄道食べすぎひとり旅」(ハルメクWEB)ほか連載中。(写真:坪内政美) 最新情報はTwitterで→@yascorn

 

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