糖尿病の足切断防ぐ新ステントを国内初投入--米医療機器大手副社長に聞く
--アジア・太平洋地域での売り上げの見通しは。
5年以内には保守的にみても8億ドルの売り上げは達成できるだろう。「アジア・太平洋地域」に含まれるのは現在、9カ国だが、15カ国に広がってくる。同地域全体の今年の売り上げは07年度の欧州地域のそれを上回るだろう。来年には10年時点での欧州の売り上げを上回る見込みだ。
新たな市場として注目しているのはインドネシア。4人で構成されたタスクフォースを作り、今後の展開を検討しているところだ。人口の多さは魅力。天然資源にも恵まれており、それを受けて医療分野も洗練されてきている。同国が豪州に近いのも当社には有利だ。
ベトナムへの期待も大きい。インドネシアに比べると成長のスピードはゆっくりだが、中間層も拡大しており、ヘルスケアは大変魅力的な分野だ。
Barry Thomas
ジョンソン・エンド・ジョンソンメディカル社を経て、2001年にクックメディカル入社。現在、豪州にあるクック社のマネージング・ディレクターも務める。
(聞き手:松崎泰弘 =東洋経済オンライン)
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