東京で有名なお花見ショートカットといえばまずここを挙げたい。目黒川沿いの見事な桜並木は、東急東横線中目黒駅ホーム上からも見下ろすことができ圧巻だ。その道沿いに並ぶ飲食店でワインやソーセージなど注文し、おしゃれにゆっくりと楽しみたいルート。
中目黒駅を出て交通量の多い山手通りを渡りしばらく川沿いを歩こう。国道246号と首都高速の高架が見えてくると、ほどなく池尻大橋駅に到着だ。
神田川沿い、中でもかつて江戸川と呼ばれていた中流域には1980年代以降整備された川岸に植えられた桜が大きく育ち、花見の名所として知られるようになった。
江戸川橋駅から徒歩で約15分位のところに都電荒川線・早稲田駅がある。車通りの多い新目白通り沿いを歩くとショートカットできるが、風情を求めて一本奥に入った神田川沿いを歩いてみよう。
川の両岸から手を差し伸べるように桜の木が伸び、散った花びらが水面をピンク色に染めて流れていく様はしばらく見とれていたくなるほど美しい光景だ。早稲田駅の先、もう一駅足を伸ばして、桜撮影スポットでもある面影橋駅から乗車するのもおすすめ。
水上バスから眺める桜も
東京で川の上から桜を楽しむなら水上バスという手がある。水上バスはお台場、葛西と浅草を結ぶルートなど現在数多く運行されているが、ゆりかもめ日の出駅のほど近く、日の出桟橋から直通で浅草まで向かうルートに乗船してみることにした。
お花見の時期は特別ダイヤが設定されており、浅草・吾妻橋より少し上流の桜スポット(スカイツリーも一望!)まで迂回サービスしてくれる。東武鉄道の鉄橋をくぐった際、ラッキーにもゆっくりと浅草駅へ入線するスペーシア号を拝むことができ、テツ的にも大満足だ。
浅草・吾妻橋に到着するとそこでも墨田公園・桜まつりが行われ、多くの観光客が「東京の桜」を楽しんでいた。
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