イタリア産オリーブ油が抱える「深い闇」 あなたの使っているオリーブ油は大丈夫?

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 オリーブオイルは常に、犯罪と関わってきた。高価で地中海文化でも珍重されるため、その生産と貿易には闇の側面が付きものだったのだ。商人が利益を増やすため、エキストラバージンを安物のオイルで薄めることは古代から知られていた。

今日、オリーブオイルに関しては違う種類の犯罪が見受けられる。それは主として、イタリアの産業的なオリーブオイル事業の多数を支配する「アグロマフィア」である。その悪行は倫理的な生産者を傷つけ、消費者を混乱させてきた。

「本物のオリーブオイル」を手に入れるには

一方、世界最高のオリーブオイルを生産するイタリアほど、この犯罪に正面から向き合っている国はない。そもそもサプライチェーンの各段階で偽物を嗅ぎ分けることを訓練されている警察など、イタリア以外の国には存在しないだろう。

イタリア南部プッリャ州のワイン用ぶどう農園にある樹齢850年のオリーブの木(写真: ロイター/ Nathan Hoyt/Forktales)

また、オイルの元となったオリーブの木や、生産した人までをもトレースできるIGP (地理的表示保護)やDOP (原産地名称保護)といった制度を持っている国もイタリア以外にはない。

最良のオリーブオイルは、イタリア各地の渓谷や大地などで、情熱を持った職人によって製造される。彼らは伝統的な摘み取り法と現代の栽培技術とを併用するなどして、疑いなく祖先よりも優れたオイルを作り出しているのだ。

とはいえ、良いオイルのすべてにDOPシールが付いているわけではない。その点にだけ目を向けていると、多くの素晴らしいエクストラバージンを見逃す羽目になる。「USDAオーガニック」と同様、厳格かつ高額の官僚的プロセスのせいで、倫理的な小規模生産者の多くが申請を思いとどまっているからだ。

専門家ではない人が良いオリーブオイルを見つける最善の策は、良いワインを選ぶ手法と同じであり、知識の豊富な販売店を見つけることだ。近くにそのような店がない場合は、専門家も購入している販売業者にオンラインで注文することができる。

(By Julia della Croce via Zester Daily)

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