湖池屋CM「コイケ先生」こと阿部サダヲは誰に語りかけている?《それゆけ!カナモリさん》

湖池屋CM「コイケ先生」こと阿部サダヲは誰に語りかけている?《それゆけ!カナモリさん》

■ポテチ一筋の熱血先生物語

 落ち込んでいる真面目そうな女子生徒を励まそうとする先生。湖池屋のポテトチップス「リッチコンソメ」味を手に、声をかける。「リッチは英語だ、コンソメはフランス語だ。おかしいよな。自由でいいんだよ。若者はもっと自由でいいんだよ。ほら言ってごらん!」

 湖池屋ポテトチップスのCMは、とある中学校を舞台に、ポテチ好きの「コイケ先生」と、生徒や同僚の教師との日常を描くシリーズ。ユーモアたっぷりで、熱く、魅力的なコイケ先生を個性派俳優、阿部サダヲが熱演している。

 昨年は放送批評懇談会主催のギャラクシー賞CM部門で優秀賞を受賞、各メディアでも「物語に引き込まれていく」(日本経済新聞)「実在したら記憶に残る先生になるだろう」(読売新聞)など、評価は高い。

 実際に売り上げにも反映されているようで、2009年8月7日付日経MJは「売り上げは過去最高を記録、湖池屋ではCM効果が大きいと見ている」と報じている。

 同社のCMといえば、「ヒーヒーおばあちゃん」のカラムーチョや、「ポリンキー劇場・三角形の秘密はね」のポリンキー、「ドンタコスったらドンタコス!」のドンタコス、「スコーンスコーンコイケヤスコーン~♪」のスコーンなど、ユニークなCMは枚挙にいとまがない。

 一連のCMと商品の連携は、同社の開発したユニークな商品をさらにユニークなCMで告知して盛り上げるという構図になっており、括弧書きしたように、キャッチコピーやフレーズが極めて分かりやすく、思わず口ずさんでしますのが印象的だった。

 しかし、「コイケ先生」は少々様相が違うように思われる。

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