その背景には2015年度の決算が良すぎたという側面もある。赤字が続いている個人旅行事業は高付加価値ツアーの強化というテコ入れが効き、採算が改善。さらに天候不順や災害の影響が少なかったことに加えて、2014年度にのれんを減損したことも利益を押し上げた。
今期の見通しはどうか。決算期を変更するため、今2016年3月期は国内が3カ月、海外が6カ月の変則決算となる。中期経営計画によれば、12カ月決算に復帰する2017年3月期(2016年度)は売上高4318億円、営業利益は40億円を見込んでいるもようだ。
2016年度以降の収益が伸び悩む理由について、会社側は「費用を積極的に投入するため」(IR担当者)と説明する。クラブツーリズムでは控えていた新聞やテレビ広告を積極的に投入するほか、グループのシステム関連投資も増やす。採用や営業拠点の拡大も費用増要因と説明している。
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