映画版「路線バスの旅」はどこまでガチなのか 言葉の壁と台風に見舞われ大波乱の台湾縦断
あの人気番組がなんと映画に……。太川陽介さん、蛭子能収さんと「マドンナ」の女性ゲストの3人が路線バスだけを乗り継ぎ、3泊4日で目的地への到達をめざすテレビ東京の旅バラエティ番組「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」の映画「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE」が2月13日から全国で公開される。
舞台はシリーズ初の海外となる台湾。最大の都市、台北から路線バスだけを乗り継ぎ、最南端の「ガランピ灯台」を目指す。今回のマドンナは三船美佳さん。リーダーシップをとる太川さんとマイペースな蛭子さん、それに三船さんという3人組が、言葉の通じない異国の地でひたすらバスを乗り継ぎ、ゴールを目指して「ガチで必死な旅」を繰り広げる。
台本も筋書きもない番組を映画に
「テレビ東京、なに考えてるのかとまず思いましたね。台本もない番組を映画にするっていうんですから、もう無謀としか思えなかったんですけど」。1月に開かれた試写会での舞台挨拶で太川さんはこう語り、観衆の笑いを誘った。初参戦の感想を問われた三船さんも「今まで体験したお仕事のなかで、ここまで台本がなくて筋書きがないのは初めてでした」と驚きを語った。
2007年の第1弾以来、番組が人気を集めている理由の一つが筋書きのない「ガチンコ」さだ。今回の台湾の旅では台風が直撃し、なんとバスが全線運休になるという「史上最大の危機」に見舞われる。言葉の壁と台風という難関と戦いながら果たしてゴールできるのか、そして台湾の風景と3人が出会う人々とのふれあいが映画の見どころだ。
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