帝国ホテルが受け継ぐ「日本の迎賓館」の矜持

創業125年、Made in Japanホテルの未来は

創業125年、帝国ホテルは競争の厳しい東京で、高いサービス力を維持し続けている(撮影:今井康一)
「週刊東洋経済」2月6日号では「ホテル激烈 30年に一度の活況」というテーマで、ホテル業界を特集している。ホテルに精通した人物や企業にアンケートを実施したところ、東京のベストホテルは「帝国ホテル」がトップとなった。「日本の迎賓館」という役割を持って生まれた帝国ホテル。外資系高級ホテルを抑えて、トップに立った理由はどこにあるのか。東京総支配人の定保英弥社長が東洋経済のインタビューに答えた。

メイド・イン・ジャパン・ホテルのプライドがある

旗艦店「帝国ホテル東京」の総支配人を兼ねる定保英弥社長(撮影:尾形文繁)

――ホテル業界の専門家が、東京のベストホテルと評価しました。その理由をどのように考えますか。

大変光栄で、ありがたく思う。帝国ホテルは恵まれた場所・立地にある。客室数931、宴会場26、レストラン・バー・ラウンジ17とバラエティに富み、個人旅行、団体旅行、ビジネス利用、結婚式や研修、国際会議までさまざまな目的、要望に応えられる体制を整えているのは弊社の強みだ。

加えて、日本全国に顧客が多いことも強みとなっている。特にリピーターとして、週1~2回来ていただいている顧客もいる。私が(東京の)総支配人になって6年、社長になってからほぼ3年の間、顧客に楽しんで滞在していただくための魅力作りや、サービスの更なる向上に取り組んできた。

当社はメイド・イン・ジャパン・ホテルの代表格でありたい。いい意味で、プライドを持ちながらやってきたことが、評価につながったのだと思う。

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非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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