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「創造性」は鍛えることで身につくものである 悪いのはミケランジェロだ!

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セミナーが終わる頃には、いわゆるクリエイティブ系ではない職種の人も、自分に備わった創造性を見つけ出して驚くものだ。そういう人は、自分には創造的思考など無理だと信じこまされていて、自信が持てなかっただけなのだ。

創造性というものは、鍛えないとつかない筋肉のようなもの。だから、アスリートが短い筋トレのメニューを複数こなしていくように、私も5分から10分の練習メニューをセミナー参加者に課すことがよくある。

「絵を描くなんて死んでも無理」とか「私、音痴だから」という言い訳を何度聞かされたことか。才能は生まれつきのものだという考え方を一度持ってしまうと、それはあなたの自信を蝕んでしまう。大抵の場合、プロになれるほどの才能は持っていないと信じこまされて、才能を開発することを諦めてしまっただけなのだ。

生まれつきの能力は関係ない

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「才能」は、しばしば「生来の能力」と混同される。さらに、「才能」と「技術」を混同している人も大勢いる。現代をクリエイティブに生きるということは、熟練の技を見せつけるということではない。むしろ、発表される媒体が何であれ、あなたのアイデアやコンセプトを相手に伝えることが目標なのだ。

例えばロケット技師が普通にロケットを作るよりも、画家が普通の絵の具で画を描くよりも、ハープ演奏者が普通にハープを弾くよりも、岩でロケットを作ったり、血で描いたり、洗濯ロープを弾いた方が、よほど興味深いということなのだ。

持っているクリエイティブな潜在能力を開発して、どんなものにでも適用する。それこそが重要であり、実は生まれつき能力があるかどうかは、関係ない。

「同じ才能を持っている人など、いはしないのだ。だから自分の才能が何か、見極めて使いこなすことだ」
フランク・ゲーリー[建築家]

 

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