佐賀のスーパーにセルフレジが急増する理由

人手不足解消にとどまらない、意外な効果も

セルフレジで商品のバーコードを読み取る買い物客=佐賀市のゆめタウン佐賀

佐賀県内の食品スーパーなどで、買い物客が自分で精算する「セルフレジ」の導入が広がっている。

有人のレジに比べて釣り銭のやり取りなどの時間が短縮でき、人件費も抑えられる。背景には慢性的な人手不足があり、利便性の向上とともに、省力化の観点から設置の動きが加速している。

「混雑はあまりないし、商品が少ないときは特に便利」。ゆめタウン佐賀(佐賀市)でセルフレジに並んだ30代の女性客は、かごに入った商品をひとつずつ、手慣れた様子で読み取り機に通し、買い物袋に詰め込んだ。

スムーズな精算を求める客

当記事は佐賀新聞LIVEの提供記事です

同店は、昨年2月にセルフ型を6台導入。当初は戸惑う客も多かったが、今では幅広い年代が利用する。

読み取り音はレジごとに犬や猫、羊などの鳴き声に設定され、楽しみながら利用する親子連れも目立つ。

「客が最もストレスを感じるのがレジの待ち時間。スムーズに精算できるかどうかが店を選ぶ理由にもなっている」と同店。少ない人数でレジ台数を増やせる利点を説明する。

次ページレジ担当は特に人手不足が深刻
ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
  • 就職四季報プラスワン
  • 映画界のキーパーソンに直撃
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
電池開発でノーベル化学賞<br>吉野彰氏が示した「危機感」

受賞会見とともに、リチウムイオン電池の開発の歴史と当事者の労苦を振り返る。世界の先頭を走ってきた日本も、今後および次世代型の市場では優位性が脅かされつつある。吉野氏率いる全固体電池開発プロジェクトに巻き返しの期待がかかる。