化粧する脳 茂木健一郎著

化粧する脳 茂木健一郎著

人気脳科学者である著者が、カネボウと共同で行った「化粧の本質」についての研究成果をまとめた一冊。

女性はなぜ、化粧をするのか。化粧とは、他者に自分がどう映るのかを意識してするもの。つまり、社会に対して自分をどう提示したいのかを表したものだという。自分を装うことによって社会的な自己像をつくりあげ、その顔を他者に開かれた窓として提供していく。つまり化粧は、そのための重要なコミュニケーション・ツールなのである。

他人に見られているという意識は、自我の構築に多大な影響を与える。そうしたことが人類に高度な社会性をもたらしてきた。著者は、化粧は人間の社会性の象徴だとも論じている。

集英社新書 714円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 岐路に立つ日本の財政
  • CSR企業総覧
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
レヴォーグ1強に見た和製ワゴンの残念な衰退
ウーバーイーツ配達員の過酷
ウーバーイーツ配達員の過酷
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
イオン「フジ実質買収」で岡田会長が語った未来図
飲食業界、失敗する店と成功する店の決定的な差
飲食業界、失敗する店と成功する店の決定的な差
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
統合から20年どこでつまずい<br>たのか みずほ 解けない呪縛

みずほ銀行が相次ぐシステム障害で窮地に陥っています。その根底には、3行統合から今に至るまで解決できていない呪縛と宿痾が。本特集ではみずほが抱える問題点をガバナンス面や営業面などから総ざらい。みずほは立ち直ることができるのでしょうか。

東洋経済education×ICT