貼るだけカンタンの地震対策、住友スリーエムが本棚用の落下防止テープ

貼るだけカンタンの地震対策、住友スリーエムが本棚用の落下防止テープ

何の前触れもなく突然襲いかかってくる大地震。東日本大震災や阪神大震災、中越沖地震など、ここ20年でみても大きな地震は頻発しており、日本全国いつどこで起きてもおかしくない。東海・東南海・南海の三連動巨大地震や、首都圏直下型地震の発生が懸念されるなど、日本人なら誰しもが「来るべき日への備え」を迫られている。

建物の耐震補強は大前提だが、日ごろから一般家庭やオフィスでできる対策が、モノの落下防止だ。落下物による人的被害や避難経路の遮断を防ぐことが期待できる。そうした落下対策の1つとして住友スリーエム(本社・東京都世田谷区)が開発したのが、地震による揺れで書籍やファイルなどを本棚から落下させないようにする「3M 落下抑制テープ(書棚用)GNシリーズ」(=下写真=)。8月8日に発売する。

住友スリーエムは、「ポストイット」や「スコッチブライト」などの日用品ブランドを展開するメーカーで、米国の3M社と日本の住友電気工業の合弁企業として知られる。

落下抑制テープは、すべり止め効果を持つ半透明の特殊な構造を持っており、書棚の前端に貼るだけで、書籍やファイルなどの落下を抑制する。7月31日に住友スリーエムが東京都内で開いた製品発表会では、落下抑制テープを貼った本棚と貼っていない本棚に、大きな地震と同等の揺れを与えるデモンストレーションがあったが、テープを貼っていない本棚からは本があっという間にずり落ちた。

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