導入余地が大きい人事システムと業務の外部委託(BPO) その1

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●規模別で大きな差がある「勤怠管理システム」の導入状況

 「勤怠管理システム」の導入状況は、メーカー・非メーカーでは大差はないものの、規模による差はきわめて大きい。

図表6:勤怠管理システム導入状況

「勤怠管理システム」の開発形態でも多いのはパッケージだ。全体の6割弱を占め、自社オリジナル開発は4割弱にとどまる。

「勤怠管理システム」の利用環境で最も多いのは自社サーバ型67%だが、クラウド型10%、PC10%、オフコン6%、その他6%と分散しており、他の人事ITシステムの利用形態と傾向が異なっている。

規模別で見ると、規模が大きくなるほどクラウド型が増え、小さくなるほどPCが多い。メーカー系・非メーカー系ともに「1001名以上」の企業でPCを使う企業は皆無だが、非メーカー系「300名以下」ではPC利用が47%と半数に近い。

これらのデータから見ると、勤怠管理システムについては、新しいシステムに切り替えた企業と旧来システムを使い続けている企業が混在しているような印象を受ける。

図表7:勤怠管理システムの開発形態

 

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