38歳「経営幹部」は、ついに広尾に移り住んだ 転職して仕事の光が見えてきた
来年には、上場です。商社時代に、「スタートアップに転職してキャピタルゲインでウハウハとかもありだな(笑)」なんて絵を描いたけど、現実になるとは。自分の運のよさが信じられません。いや、成功は運ではなく、自分の選択の積み重ねによるものでしたね。
そういえば、キャピタルゲインっていくらくらいもらえるものなんでしょうね(笑)
こっそりとチラ見することしかできなかったランボルギーニの運転席、いよいよ僕も座ることができるんです。広尾に一軒家も軽く購入できちゃうのでしょう。サエコは京都できっと逃した魚は大きかったと、悔しがることでしょう。タカハシに久しぶりに連絡して、近況報告がてら飲みに行くのもいいかもしれませんね。
取らぬ狸の皮算用? いえいえ、もう間もなくです。最後の一点までぬかりなく、やりきりますよ。
ストックオプションについてタケシから聞いた事がなかったので、ちゃんと確認しておかないといけませんね。
都内有数のレストラン激戦区、広尾。
仕事と家の往復しかなく、合コンにも行かなくなったので(笑)たまのリフレッシュとして、春香と近所の美味しいお店を開拓するようになりました。広尾は都内でもレストランの激戦区。蒲田や芝浦時代はレストラン不毛地帯でしたから、うれしい限りです。
定番の『ラ・ボンバンス』から始まり、家から近い高樹町付近の南青山7丁目の日赤通りのお店はかなり開拓しました。イタリアンの激戦区なんですよね。『イル テアトリーノ ダ サローネ』、『ペガソ』や『ビンゴ』には行ってみました。和食でいえば『スダチ』も最近のお気に入りです。
そうそう、この前はじめて『アッピア アルタ』に行って感動しましたよ。芸能人的なオーラーを放つお客さんが多くて、ああ、自分も『アッピア』をホームタウンといえるような地位を築きたいなと思いましたね。
拓哉が転職したベンチャー企業は、順調に業績を伸ばし、上場に王手をかけているよう。恋愛では、パートナーを得て、広尾のヴィンテージマンションに引っ越し順風満帆に見える拓哉だが。
3年後、41歳の拓哉はどの街で何をしているのだろう?
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