28歳男は西麻布で恋愛カーストを引き上げる デートから徒歩圏の住まいに込められた下心
蟻とキリギリスの話って知ってますか?
一日中、歌ったり遊んだりしてばかりのきりぎりすは、せっせと食べ物を集めて働いてばかりいるありを笑っていました。でも、やがて寒い冬がやってきて、食べ物がなくなると・・・って話。
あれって男女にも言えることだと思うんですよね(笑)学生の頃から飲んで食べて贅沢ばかりしていた女たちは、居酒屋バイトで「喜んで!」とか必死こいてバイトしている男たちを笑っていました。しかし、やがて、20代後半になって若さに陰りが見え始めると・・・。
周りの女性達が焦り出した
28歳になって、周りの女性達が、焦り出したんですよ。冬眠前のクマみたいに、一斉に「結婚」「結婚」って捕食に走る。
同期でも、彼女の部屋に突如ゼクシィが現れるという怪奇現象が発生したり、結婚系の映画を見せるという洗脳を仕掛けてきたり、共通の女友達から「あの子、お見合いさせられるらしいよ。」というでっち上げの情報捜査で撹乱を試みたり。そういう恋愛都市伝説みたいのがまことしやかに囁かれ始めます。
そうそう、英里って覚えてます? 彼女まだ26歳でした。それなのに1カ月前の土曜日、グランドハイアット『オークドア』でランチをしてたら、「実は今日ママもハイアットに来てるの。合流してもいい?」って奇襲攻撃。そこからは、新卒の面接より強い圧迫面接。
さすがに結婚は考えられなかったので、正直に言ったら、「泥棒!私の一番いい20代後半を盗んだ罪は重い」と罵られました。罪を償うため、即座に別れました。