38歳「経営幹部」は、ついに広尾に移り住んだ 転職して仕事の光が見えてきた
広尾は、僕が社会人になってから覚えた街です。大学時代は、渋谷、新宿あたりでワイワイやっていましたから、広尾なんてかすりもしなかったんですが、どうやら、スーパー勝ち組の裕福の代名詞のような女性たちあこがれのエリアのようですね。大使館も多く、東京の中でも外国人率が極めて高い街で、特に有栖川公園は、ブロンドのベイビーや、目が青い子供達が駆け回っていて、ここはセントラルパークかと見紛うほどです。
聖心女子大、慶應幼稚舎も界隈にあったりと、集う人も含め、富裕層の上澄みだけをすくって放流してできたような街ですね。
広尾を歩いている女性たちを見れば、住人か、観光客かは、一目瞭然です。毛細血管の先端にまで健康な血が行き届くが如く、住人たちの生活は、潤沢な経済力という強力な馬力で、隅々まで行き届いているんですよ。洋服は上質なカシミアで、髪の毛は無造作に見えて月2回のサロンでのメンテナンスの賜物。肌は美容皮膚科の最先端医療を駆使して潤いがにじみ出ています。
上場準備で、取らぬ狸の皮算用…?
新卒で総合商社という華々しいキャリアを捨て、ベンチャー企業のCOOに転職。僕の参画もあってか?、急成長を遂げ、先日の経営会議では、監査法人による監査や内部管理体制の議題も上がり、いよいよ上場に向けて足元を固めるフェーズに入ってきました。そして、東京一の富裕層の街・広尾で、美しい彼女と同棲中……
僕は、順調に、人生ゲームの駒を進めています。