トランプ大統領、ホルムズ海峡の海上封鎖を表明-イランとの協議頓挫で緊張高まる
米国とイランが和平合意に至らなかったことに加え、トランプ氏の警告もあり、先週成立した停戦は宙に浮いた状態となっている。トランプ氏は、イランに通航料を支払った船舶は全て米海軍が拿捕(だほ)するとしたほか、ホルムズ海峡の機雷除去も行うと述べた。
同氏はまた、英国が掃海艇を派遣すると指摘し、同盟国が封鎖に協力する可能性にも言及した。
英国は封鎖には参加せず
ただ、英政府の立場に詳しい関係者によると、英国は封鎖には参加しない。英国は同地域に自律型の機雷探知ドローンを保有しているが、他の同盟国と連携して海峡を再開する現実的な計画がまとまった場合にのみ展開する方針で、トランプ氏の封鎖計画とは別の対応になるという。
イランの精鋭部隊であるイスラム革命防衛隊(IRGC)は、トランプ氏の封鎖方針に対し、ホルムズ海峡に「いかなる口実であれ」軍艦が接近を試みた場合は停戦違反とみなされると表明した。イラン国営テレビが伝えた。
パキスタンでの和平協議で米代表団を率いたバンス副大統領は12日、イランが核兵器を追求しないとの確約を示さなかったため、交渉団は合意を得ずに帰国すると記者団に語った。
バンス氏は「われわれは極めて単純な提案、最終かつ最善の案を提示した」とし、「イランがそれを受け入れるか見極める」と述べた。
合意に至らなかったことは「米国よりもイランにとってはるかに悪い知らせだ」とバンス氏。「われわれはレッドラインや譲歩可能な点、不可能な点を極めて明確にしてきた。可能な限りはっきりと伝えたが、彼らはわれわれの条件を受け入れない選択をした」と述べた。


















