【日米首脳会談】高市首相が演じた「大人のやり取り」の合格ポイントと代償 影の"勝者"は傍観を決め込んだ中国か?
「今回の首脳会談は、スポーツにたとえれば“ドロー”なら御の字。ホルムズ海峡への関与について協力を求められ、『Yes』と言っても『No』と言っても負け」(自民党閣僚経験者)
このような声が聞かれる中、アメリカのトランプ大統領と首脳会談に臨んだ高市首相。結果は、どうにか、虎の尾を踏むことなく、“ドロー”に持ち込めたのではないかと分析している。
トランプ大統領「すばらしい人。心から尊敬している。選挙で勝利した偉大な女性だ」
高市首相「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思う」
トランプ大統領との会談は、冒頭のやりとりが重要な意味を持つ。緊密な関係構築に成功した安倍首相時代もそうだが、最初のひと言で、トランプ大統領の機嫌が良いのか悪いのか、そして、その時点で日本をどう思っているのかが測れるからだ。
日本側も、首相が初めに何を発するかがポイントになる。
今回、高市首相が上記のような言葉を発したのは、差し迫った脅威があるわけではないのに攻撃を仕掛け、想像を超えるイランの報復攻撃に手こずっているトランプ大統領を持ち上げながら早期終結を促すという、練りに練ったメッセージだったと考えていい。
核心部分のやりとりは現時点では明らかにされず
会談後、高市首相は「日本の法律でできることとできないことがある。詳細にきっちり説明した」と述べた反面、イランが閉鎖しているホルムズ海峡への艦船派遣を求められたかどうかに関しては、「機微なやりとりだ」として明言を避けた。
昼食会を中止し、時間を拡大して行われた首脳会談。当然、核心部分への言及もあったと推察するが、トランプ大統領は不機嫌になると、2025年2月、ホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と口論になったケースのように、会談をメディアにフルオープンにして、怒りやいらだちをぶつけることがある。





















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