習近平はなぜそこまで台湾にこだわるのか? 舛添要一が読み解く「中国屈辱の近代史」と「北洋艦隊壊滅の地」に立った男の執念
1949年に毛沢東が建国した中華人民共和国は、鄧小平の改革開放政策によって経済発展を遂げた。そして今、彼らに続く3人目の「皇帝」習近平のもとで、アメリカに並ぶ世界強国となった。習近平は、次にどういう手を打つのだろうか。
習近平が抱く「夢」と「成果」
2012年11月15日に中国トップの座に就いた習近平はナショナリズムを高揚させ、中華民族の栄光を再興することを第一のスローガンに掲げた。前章でも触れた「中華民族の偉大な復興」は今に至るまで、習近平の重要演説のほぼすべてに登場する。
習近平は2012年11月29日、李克強(1955〜2023年)・王岐山(1948年~)らと共に、北京の中国国家博物館で開催中の「復興の道」展示会を見学した。同展示会は、中国人が民族復興のために歩んできた道程を振り返るものである。以下は、その際に行ったスピーチの一部である。


















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