短納期開発の圧力、アクティビストの台頭… 日本が「モノづくりで勝てなくなった」根本理由
致命的に揺らいだ「メイド・イン・ジャパン」神話
日本企業のガバナンス不全が最も痛ましいかたちで表れたのが、相次ぐ品質不正問題です。
2023年から24年にかけて、ダイハツとトヨタで発覚した大規模な認証不正は、「メイド・イン・ジャパン」神話を根底から揺るがしました。
ダイハツにおける認証不正は、30年以上前から常態化していました。第三者委員会の調査により、174件もの不正行為が認定され、64車種・3エンジンに影響が及びました。
背景には、「短納期開発」の圧力がありました。
競争が激化する中で開発期間の短縮が至上命題になり、無理な開発スケジュールを組んだ結果、認証試験で不正を行わざるを得なくなったのです。これは、経営陣が現場の実態を把握できていなかった「ガバナンスの不全」に他なりません。



















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