東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「世界を盤面に"異次元のチェス"をしている」"地球上にたった2人"の異能者…われわれが得られる戦略

7分で読める
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

ザワザワとした「こうしたい」という欲求が湧きあがってきたらチャンス。皆さんの脳の欲求によって、「超すぐやる脳」が目覚めるかもしれません。

「4Dチェス」で見直すと、失敗も成功につながる

先に紹介した「4Dチェス」ですが、凡人には到底認識できない長期的で壮大な知略というものを僕なりに脳科学的な解釈をしてみると、あるひとつの概念に行き着きました。

それは、「一見、失敗に見えることが、実は後から成功につながる」ということです。

たとえば、僕は小学5年生のときにアインシュタインの伝記を読んだことが科学に興味を持つきっかけになったのですが、そのアインシュタインの有名な研究に「相対性理論」があります。

アインシュタインの相対性理論は、当初多くの物理学者の間で無視され、誤解されていました。しかし、彼の理論はその後、実験によって確認され、現代物理学の基礎として認められるようになったわけです。

このように、「そのときは失敗に見えても、実は正しかったと後でわかる」ということを「4Dチェス」と捉えることができるのです。

『「超」すぐやる脳のつくり方: もっと! 結果を出せる人になる』(三笠書房)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

ひとたび「すぐやる」と聞けば、皆さんはもうゴールが見えている直線を全力でダッシュするようなイメージを持っているかもしれません。

でも、仕事にしても人生にしても実はもっと複雑で、しかも現代はグローバル化が進み、AIも出てきたわけです。世の中は、本当はもっと複雑で多様化していて、回り道といわれているものが実は近道戦略だったり、失敗と思われているようなことが実は成功の種だったりするわけです。

僕の場合でも、法学部で過ごした2年間がすごく無駄だったとずっと思っていたのですが、いまAIの研究において、AIに対する法規制が非常に大きな研究テーマになっています。そこでかつて法学部で学んでいたリテラシーが役に立ち始めているのです。

そう考えれば「自分の人生を4Dチェスで見たらどう見えるか?」という発想を持つことが、「超すぐやる脳」を手に入れる大きなヒントになるかもしれません。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象