「世界を盤面に"異次元のチェス"をしている」"地球上にたった2人"の異能者…われわれが得られる戦略

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まずひとり目は、アメリカのトランプ大統領です。

トランプ大統領の無茶苦茶な政策や行動は、世界中の人々の度肝を抜くことばかり。はっきり言って、常識人の理解を超越しているといえます。そこで、アメリカの人たちは次第にこう考えるようになったわけです。

「トランプ大統領は4Dチェスをしているに違いない」

常識では考えられないような発言や行動を取るトランプ大統領に対して、皮肉まじりにこう揶揄(やゆ)しているわけです。

そしてもうひとりが、イーロン・マスクです。

現在、彼を知らないビジネスパーソンはいないでしょう。宇宙ロケットを製造開発する「スペースⅩ」や電気自動車を開発する「テスラ」を創業した、いわずと知れた世界トップクラスの実業家です。

トランプ政権の政府効率化省のトップに就いたと思ったらトランプ大統領と袂(たもと)を分かって退任したり、テスラで約1兆ドルの巨額報酬が認められたりしたことでも話題になりましたね。

そんな予測不可能なイーロン・マスクの支持者たちが、「マスクは、実は4Dチェスをやっているんだ」と言うわけです。

ただし、4Dチェスといってもトランプ大統領はさておき、イーロン・マスクはただやみくもに動いているわけではありません。

マスクが「有望な市場」として重視しているゾーン

彼は「クレバー/フーリッシュ・マトリクス」という、経営判断をする際に用いる判断軸を持っており、それによって「動く/動かない」「やる/やらない」を決めているといわれています。

この判断軸による判断・選択・行動こそがイーロン・マスクが大きな成功を収めている要因のひとつであり、「超すぐやる脳」と密接な関わりがあるというのが僕の分析です。

直訳すれば、クレバーとは賢い、フーリッシュとは愚かという意味です。イーロン・マスクが判断軸としているものは、クレバーが挑戦に値すること、フーリッシュが挑戦する価値がないこと、と考えていいでしょう。

次ページ行動にブレーキをかけないイーロン・マスクの判断軸
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