金メダルは「時価36万円」。歴史的高値圏で推移する《金価格》、その陰では「悪魔の金属」も高騰しており…。まれに見る"金銀価格高騰"の背景
連日の熱戦で日本人を寝不足にするミラノ・コルティナ冬季オリンピック。
14日(日本時間15日)の折り返し時点で、日本は“シンお家芸”のスノーボードも手伝って、金メダル3個、銀メダル3個を獲得している。銅メダルも合わせたメダル総数は、冬季五輪史上最高となった前回の北京冬季オリンピックを上回る勢いだ。
後半戦のメダル争いも気になるが、スポーツ競技のように激しい動きを繰り返す貴金属相場の動向からも目が離せない。
というのも、貴金属の高騰を背景に、大会前には「ミラノ・コルティナ冬季五輪で表彰台に立つ選手たちは、五輪史上最も高価なメダルを授与されることになるだろう」との報道もあったからだ。
金メダルの時価は約36万円
ミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックのメダルのデザインは、大会組織委員会のデザインチームが手がけている。
直径が8cm、厚さ1cmのメダルは2つの半円を合わせ接合部にオリンピックやパラリンピックのシンボルマークをあしらったデザイン性の高い形状で、選手とコーチ、チームメイト、家族、ファンらとのつながり、さらには同五輪が史上初の複数都市開催となることからミラノ市とコルティナ・ダンペッツォ町の連携を表現したという。
重量は金メダルが506g、銀メダルが500g。首にかけたら、ずしりとその重みが感じられそうだ。銀メダルは9割以上が銀だが、金メダルは純銀に6gの金メッキを施したもの。
大会前には、冒頭のようにアメリカのCNNが「五輪史上最も高価なメダル」と伝えている。今回の五輪ではメダルの原価が高騰し、大会開催費の逼迫要因になっているほどだ。


















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