日本ではナゼ進化が半減? それでも買う価値はあるのか? ──Apple 第2世代「AirTag」の海外活用と共有機能の価値
アップルは、第2世代の「AirTag」を1月に発売した。外観はほぼそのままだが、音量が大きくなったスピーカーを搭載しているほか、第2世代の「超広帯域チップ」を搭載することで、正確な場所を見つける飛距離が伸びているのが特徴だ。ただし、後者はUWB(超広帯域無線)の周波数、出力規制などをクリアできていないため、日本での利用は不可となっている。
AirTagは、街中至るところに存在するiPhoneなどのアップル製品とBluetoothで通信して、その位置情報をサーバーに上げることで持ち主に位置を知らせるデバイスだ。第1世代である初代AirTagは21年に発売され、その利便性の高さから、5年弱で一気に浸透した。今では純正ものにだけでなく、サードパーティからも多数のAirTag互換紛失防止タグが出ている。
とは言え、AirTagは普段から能動的に使うものというよりも、物を見失ってしまった際にだけ使うもの。カギなどにAirTagをつけていても、「探す」アプリをほとんど開いていない人はいるはずだ。一方で、探すアプリがアップデートされたことにより、AirTagには徐々に新機能も増えている。ここでは、そんなAirTagの賢い使い方を解説する。
第2世代のAirTag、海外渡航時には便利
先に述べたとおり、日本ではUWBの制限があるため、第2世代のAirTagに採用された新機能のメリットは半減している。スピーカーの改良で音量は大きくなるものの、正直、それだけで買い替える人は少ないだろう。もっとも、今から新しくAirTagを購入しようとすると、自動的に第2世代になるのだが……。
ただ、AirTagが効果を発揮するのは、日本でだけではない。アップル製品を通じた探すネットワークは、幅広い国や地域で対応している。日本よりも盗難が起きやすい海外では、その真価を発揮しやすい。筆者も、大小合わせて2つのスーツケースとバッグにAirTagを仕込ませているほか、財布とパスポートケースには探すアプリ対応のサードパーティ品を入れている。


















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